【注意】ハッカ油はデメリットを知らないと危険。4つの危険と効果を紹介

目次

ハッカ油にはデメリットもある

こんにちは。

カニブロです。

カニ
カニ

簡単に自己紹介をしますと、私は雑貨屋店長をしていてブログでもその知識を活かしてオススメのアイテムやアロマ、その使い方などを紹介しています。

突然ですが皆さんはハッカ油をどのように活用していますか?
虫除けや除菌消臭、冷感アイテムとしいて使う方は非常に多いのでは無いでしょうか。

様々な活用方法があって夏になると特に品切れ店舗が出るほどの大ブームなっているハッカ油。

私も毎日のように愛用しています。
ハッカ油のおすすめ、正しい活用術については以下にまとめています。

これだけ様々な用途で使えて万能なハッカ油。
こんなに使い勝手がいいものは無い!

と思いの方。
少しお待ちください。

世の中に完璧なものなど存在しません。
それはハッカ油にも言えることです。

ハッカ油には思わぬ落とし穴があり、使い方を間違えると大きなリスクを生む可能性も…

そこで今回はハッカ油を使う上で知っておきたい。

ハッカ油のリスクを紹介していきます。



ハッカ油とは

そもそもハッカ油とは、ハッカソウと呼ばれるミントの1種を乾燥し、その成分を抜き出した油です。

ミントとハッカは一緒だと思われがちですが、実は少し違います。

「ミント」とはシソ科ハッカ属のハーブの総称であり、「ハッカ」はミントの中の1種類ということです。

 日本生まれのミントをハッカと呼ぶことがあります。


ハッカ油のデメリットは4つ

こんなハッカ油、どこにデメリットがあるのかというと以下の4つです。

・冷感効果はあるが体温が下がる訳ではない
・猫など一部の動物には有害
・シバンムシなど、香りで寄ってくる虫がいる
・ボトルに入れる際、ポリスチレン素材は溶かしてしまう

ではこのデメリットを一つずつ深掘りしていきます。


冷感効果はあるが体温は下がる訳ではない。

メントールを皮膚に接触させると冷やりとした感覚を得ます。

これは粘膜にある冷感センサーが刺激されて脳に「冷たい」という信号が送られるためです。

これは脳が錯覚(麻痺)を起こして、ひんやり冷たく感じている状態なんです。

え?麻痺?怖くない?と思った方、安心してください。

皆さんは蚊に刺さされたときにかゆみ止めを塗りませんか
かゆみ止めには、蚊に刺されたかゆみという感覚をにぶらせ、掻きむしってしまわないように配合してあるのです。

ハッカ油はこれと似たような感じの錯覚で暑さを感じなくなるんです。

つまりこの「脳の勘違い」が涼しく感じる要因なんです。

ハッカ油を使っても実際に体温が下がるわけではありませんので、熱中症対策にはなりません。

そのためハッカ油とは別で水分補給をしっかりとする事が必要不可欠です!

とはいえハッカ油の涼しく感じる効果は夏には最適です!

ハッカ油マスクスプレーハッカ油風呂など、夏を乗り切る最強アイテムに間違いはないのでぜひ使ってみてくださいね!

 

カエル
カエル

「プチ豆知識」
唐辛子はハッカ油とは反対に「温感」引き起こすんです。
これは、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンが暖かさを感じる神経を興奮させるためです!



猫など一部の動物には有害

・主なハッカ油が使える動物

・主な使ってはいけない動物


ハムスターなど小動物

虫よけになるからと、猫などに直接ハッカ油スプレーをかけたり、すぐそばでハッカ油を使ったりするのは、危険ですのでやめましょう。

何故ハッカ油が危険なのかと言うと、猫など動物の肝機能を低下させてしまうのです。

ハッカ油は植物性の脂溶性化学物質を含んでいます。

これは、体内に長く留まると、猫などの動物にとっては有害な物質に変化します。
私たち人間や犬などは、脂溶性化学物質を体内で分解をする事が可能です。

しかし猫などは分解することができないんです。

分解が出来ないので、体の中で溜まっていき、最悪の場合は死に至ることもあります。
もし使用する際はハッカ油がだめな動物のいないところで使用しましょう。


シバンムシなど、香りで寄ってくる虫がいる

ハッカ油はほとんどの虫には効果が期待出来ます。

特に、

蚊・アブ・ダニ・白蟻・カメムシ・蜘蛛・ゴキブリなど、多くの虫に対して忌避性があると言われています。
カニ
カニ

忌避性なのであくまでも「寄ってこない」だけです。
殺虫剤などのように殺虫成分はありません。

しかしSNSで話題になったのが、シバンムシなどの虫はミント系の香りにつられて寄ってくるという話。

 

https://twitter.com/yomico_2gou/status/1419861526299570188?s=21

キッチンなどに小さな黒っぽい虫が大量発生していたら、もしかするとそれはシバンムシかもしれません。
シバンムシがよく発生するのは「古くなった食品」です。

シバンムシなど虫の繁殖などが心配な場合、

そういった虫への対策としてはヒバ油とハッカ油を混ぜたスプレーを使うことをオススメします。
ヒバ油とは、ヒバという木から抽出して作られた天然の油です。

古くから青森などの東北地方の辺りで利用されているんです。

中尊寺金色堂などの歴史的な建造物の虫対策にも使われているほどの効果があります。

防虫・防カビ効果など色々な効果があるとされており、ハッカ油と混ぜると全く虫を寄せ付けません。

オススメのヒバ油とヒバ油×ハッカ油スプレーの作り方は別の記事で紹介しています。

 
カエル
カエル

ちょびっと豆知識…
蜂はハーブの種類によっては寄ってきます

・蜂にも忌避性のあるハーブ
ペパーミント(ハッカ)
スペアミント
バジルなど
・蜂が寄ってくるハーブ
ゼラニウム
レモングラスなど

 
 

ハッカ油がポリスチレン素材は溶かしてしまう

ハッカ油で虫除けスプレーなどを作る際、ボトルにポリスチレン素材を使っていませんか?

ポリスチレンとは、発泡スチロールや納豆の入れ物などをはじめ様々な場面で使われているプラスチックの一種です。

ポリスチレンの素材はハッカ油が付着すると泡が出る、柔らかくなる、一部がはがれる、プラスチックがとけたような臭いがする、というような化学変化が起こります。
もしスプレーを使う際はガラスなどの溶けない容器を使うことをオススメします!




ハッカ油の口コミ

https://twitter.com/_kekotanko_/status/1421079092858740736?s=21
https://twitter.com/cent_bdrsdr/status/1423224762352947201?s=21
https://twitter.com/yomyom841/status/1422381472556544001?s=21

まとめ

以上がハッカ油を使う際に気をつけたいデメリット4つでした。

ハッカ油は一見万能で最強のアイテムに思えますが、使い方によってはかえって危険もあります。
今回お話しした4つの事には十分に注意をしてお使いください。

おさらいです。

・冷感効果はあるが体温が下がる訳ではない
・猫など一部の動物には有害
・シバンムシなど、香りで寄ってくる虫がいる
・ボトルに入れる際、ポリスチレン素材は溶かしてしまう

しかしながら、正しく使えばハッカ油は生活をより豊かにしてくれる優れたアイテムです。

デメリットを把握して、より良いハッカ油ライフを楽しんでくださいね!

活用術やオススメは別の記事で紹介しています。

 


またこのブログではオススメのハッカ油以外にも多くのアロマ関連の記事を紹介しておりますので、気になった方は他の記事もぜひお読みください。

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